2015年12月16日水曜日

App Inventorのオフラインでの運用

今回高校の模擬授業の内容でApp Inventorをやりました。
学外での授業ということでインターネット接続が使えない環境でしたので、App Inventorをオフライン運用しました。モバイルルータでも良かったのですが、今後のことを考えてあえてオフライン運用にしました。

1.サーバの設定
今回利用したオフラインInventorは、App Inventor 2 Ultimateを利用しました。
http://sourceforge.net/projects/ai2u/files/ai2u%202.8/Installer/
から
AI2U 64bit v2.8.exe
をダウンロードしました。これはWindows版しかなかったので、仮想でWindowsを立ててインストールしました。
ホストOS(MAC)、ゲストOS:Inventorサーバ(WIndows)ともプライベートアドレスを振りました。ゲストOSはブリッジ接続です(NATではありません)。
ホストOS : 192.168.0.100/24
ゲストOS : 192.168.0.101/24
※学内ではグローバルIPを使っているので、そのままの環境でやろうとしたが、なぜか繋がらず。(多分できるはずだが、時間がなかったのでプライベートアドレスを振り直した。)

2.クライアント側の設定
今回はMACを使いました。
http://appinventor.mit.edu/explore/ai2/mac.html
からダウンロードして、インストールしました(デフォルト)。
今回MACを使った理由は
・AI Companionでのアプリ転送はローカルではできない(と思う)
・AI Companionを使わず、USBで転送することが必要。
USB転送がMACは簡単にできたが、Windowsではドライバの関係かすぐできなかった(時間がなくて)。
クライアントPC : 192.168.0.102〜/24

3.無線環境
無線APを用意。WAN接続はなく、単なるブリッジとして利用。
タブレットはUSB転送なので、接続しない。

4.課題
・クライアントPCがWindowsで出来ればもっと汎用的になる
・グローバルIPのままできれば学内の環境のまま持っていける
・準備は早めに

今回はインターネット環境に頼らず、オフラインで運用できたので運用の幅が広がったと思います。新たなクラウド環境(オフライン:持ち運び可能なオンプレミス)かな? ここまで2時間で準備ができて授業間に合いました。一安心です。
とにかく、準備は早めに(まわりが迷惑)。

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