2023年6月15日木曜日

AWS Lambda(1) : Lambdaからの戻り値取得(辞書での受け取り)

 AWS Lambdaからの戻り値を取得して表示をしてみます。Lambdaからの戻り値はjsonなので、辞書で書いておくと便利なようです。Lambdaで作成した辞書を戻り値として、それをpythonで取得をしていきます。

(1) Lambdaで関数作成

Lambdaから関数の作成を図のように行います。関数名は任意ですが、ここでは「MyFunction001」、ランタイムは「Python3.9」、アクセス権限はデフォルトの実行ロールの変更から「既存のロールを使用する」「LabRole」(これはAWS Academyの場合なので、それ以外は任意です)とします。


さらに詳細設定から、「関数URLを有効化」にチェック、認証タイプは「None」とします。これで関数の作成をクリックします。
次のような画面が作成されます。

(2) Lambdaのソースコードを編集
デフォルトでできたコードは「Hello from Lambda!」と表示されるものです。今回関数URLを有効化してあるので、そのURLにアクセスしてみます。
bodyのところに、辞書を渡してあげると都合が良さそうなので、今回は簡単な辞書を渡します。
ソースコード

実行するには、Deployを押してからURLにアクセスします。

(3) 外部プログラムから、Lambdaの戻り値を取得
今度はGoogle Colabでもどのような環境でも良いので、Lambdaの関数URLにアクセスして、情報を取得・表示します。以下のコードを作成して、実行します。ここではGoogle Colabでやっています。
ソースコード

これで、Lambdaで処理したものを外部プログラムで取得できました。