AWS Lambda(1) : Lambdaからの戻り値取得(辞書での受け取り)

 AWS Lambdaからの戻り値を取得して表示をしてみます。Lambdaからの戻り値はjsonなので、辞書で書いておくと便利なようです。Lambdaで作成した辞書を戻り値として、それをpythonで取得をしていきます。

(1) Lambdaで関数作成

Lambdaから関数の作成を図のように行います。関数名は任意ですが、ここでは「MyFunction001」、ランタイムは「Python3.9」、アクセス権限はデフォルトの実行ロールの変更から「既存のロールを使用する」「LabRole」(これはAWS Academyの場合なので、それ以外は任意です)とします。

さらに詳細設定から、「関数URLを有効化」にチェック、認証タイプは「None」とします。これで関数の作成をクリックします。

次のような画面が作成されます。

(2) Lambdaのソースコードを編集

デフォルトでできたコードは「Hello from Lambda!」と表示されるものです。今回関数URLを有効化してあるので、そのURLにアクセスしてみます。

bodyのところに、辞書を渡してあげると都合が良さそうなので、今回は簡単な辞書を渡します。

ソースコード

	import json
	def lambda_handler(event, context):
	# TODO implement
	mydict = { 'key1' :'a', 'key2' :'b', 'key3' :'c', 'key4' :'d'}
	return {
	'statusCode': 200,
	'body': mydict
	}

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実行するには、Deployを押してからURLにアクセスします。

(3) 外部プログラムから、Lambdaの戻り値を取得

今度はGoogle Colabでもどのような環境でも良いので、Lambdaの関数URLにアクセスして、情報を取得・表示します。以下のコードを作成して、実行します。ここではGoogle Colabでやっています。

ソースコード

	import json, requests
	url = requests.get("https://xxxxxxxxxxxxxxxxxxx.lambda-url.us-east-1.on.aws/")
	mydict = json.loads(url.text)
	for mykey, myvalue in mydict.items():
	print('key: {0}, values: {1}'.format(mykey, myvalue))

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これで、Lambdaで処理したものを外部プログラムで取得できました。