2025年1月7日火曜日

海外での失敗例

 国際会議の出席のため、海外に行く機会も多いですが、慣れない海外では色々な失敗もしてきました。気を付けるためにも書いておきます。

1. 飛行機でのトラブル

飛行機は長時間乗っているので、そこでのトラブルも多いです。一度エアースポットに入り、飛行機が急上昇した後、急降下したときがありました。そのときはあまりの揺れに、身を守ろうと身を固めたつもりが、隣の人を殴ってしまいました。隣の人に謝り、気にしていないようだったのでよかったのですが、危なかったです(台湾)。スーツケースがロストしたときもありました。ラスベガスに行ったとき、スーツケースがロストしたらしく、着替えなどを現地調達しました。諦めていたのですが、最終日にスーツケースが届けられ、そのまま持って帰りました。


2. 入管でチェックを受ける

外国に行った時にまず入国するときに入国チェックを受けます。国際会議は会議名が長く、覚えられていないときが多いです。またホテル名も難しい名前が多く、すぐ思い出せません。稀に、会議名や宿泊するホテル名を聞かれて、忘れてしまって回答できないと、ちょっと怪しまれる感じがします。すぐ出せるように印刷物などの用意があると安心です。一度答えられなくて質問攻めにあったときがありました(カナダ、バンクーバ)。

以前シンガポールで日本に留学して僕が担当していた学生の親に、留学生への届け物を頼まれました。郷土料理の漬物のようでしたが、税関で説明に困りました。何とか通してもらい、無事学生に届けました。


3.海外に持っていくもの

海外出張に行くときには、「パスポート」、「財布」、「パソコン」を持っていけば最低限仕事ができると考えています。今だとスマートフォンも必要かと思います。オーストラリアに出張した時、財布を持っていくのを忘れて大変な思いをしました。キャッシュレスが進んでいますが、まだまだ財布は必要です。


4. 団体での移動には注意

何度か学生の研修旅行を引率したことがあります。イタリア・ローマから帰国するとき、最終日空港に到着して全員出国審査を完了し、後は搭乗だけというときに、学生が体調不良で倒れてしまいました。学生は病院に救急車で運ばれ、引率教員の中で一番若かった僕は上司の指示で倒れた学生と共にイタリアに残ることになりました。渡されたメモには病院名がイタリア語で書かれており、僕は一人もう一度イタリアに入国し、病院に向かいました。そのときはユーロも全て使い切ってしまっていて、スーツケースも飛行機内でまだ出されておらず、何とか病院に到着しました。学生と会えたときは、こちらの方が嬉しかったです。次の日学生も回復して、無事帰国することができました。

オーストラリア・シドニーに引率したとき、学生が「知恵の輪」を持参してきました。スーツケースに入れておけばまだ良かったのですが、オーストラリアから帰国時に手荷物で飛行機に持ち込もうとして、手荷物検査で捕まってしまいました。知恵の輪といっても、本格的なもので、オモチャのようなものではなく、びっくりするくらい立派なものでした。見ようによっては武器にも見えるくらいです。学生が質問されていたので、フォローしようと思いましたが、知恵の輪の説明が英語でわかりません。日本語でも難しい説明に苦労して、学生に一度は諦めるように言ったのですが、実演でもしたのか最終的に通してくれてよかったです。

大勢の学生と一緒に行くと、スリ、飲み過ぎ、ホームシック、門限に戻らないなど色々あって苦労もしましたが、楽しさもありました。


5. 海外での生活

僕は海外の肉類が苦手で、ずっと果物を食べています。タイではドラゴンフルーツ、中国ではスイカなどその国の果物を食べます。機内食でも出来るだけFishを選びます。食事はいつも苦労します。水も当たり外れがあり大変です。

フィリピンに行ったとき、シャワーを浴びようとしたら、熱湯しか出てこない時があり、大変でした。冷水なら我慢できるのですが、熱湯は無理でした。

ボストンでは、物価が高く、安い宿に泊まったら、オートロックでもないのに下着姿のまま締め出されてしまって大変でした。

海外から帰ってくると、日本人なので当然なのですが、日本の良さを感じます。


6. 災害・テロには注意

シドニーにいた時、滞在していた大学から数キロのところで、爆弾テロがあり、学生もいたので外出禁止にしました。

現地で情報を得ようとしましたが、その当時は難しく、世界的なニュースになっていたので、日本に連絡を取り、テロの状況を確認しました。その後、状況が回復して当初の予定をこなすことができましたが、大きな衝撃を受けました。

タイでは出国後直ぐに泊まっていた付近で爆弾テロがあったり、フィリピンではハリケーン、韓国チェジュ島では台風と、自然災害も十分注意が必要です。


海外出張では色々失敗してきましたが、これから増えるであろう海外出張に学んだことを活かしていきたいです。願わくば、僕は体が大きいのでビジネスクラスに乗ってみたいです。


2024年11月21日木曜日

Webex Bot X: Gamini APIを利用する

 生成AIをAPIを使って実行してみましょう。今回はGeminiを使ってみます。
https://ai.google.dev/gemini-api/docs?hl=ja

  1. API keyを取得する
    上記URLにアクセスすると、「Gemini API で構築を開始する」がありますのでクリックしてください。


    Gemini API クイックスタートのページで、Google AI Studio から API キーを取得するをクリックしてください。

    Develop in your own environmentのGet API Keyをクリック

    プライバシーポリシー同意する。

    APIキーを作成をクリックする。

    ここで表示されるKeyを保存しておきましょう。


  2. Google Colabで試してみる
    Gemini API クイックスタートのページにあるColabノートブックで試すをクリックすると、Colabノートブックが開きます。


    その中のAPI Keyの部分を、先ほど取得したKeyに置き換えます。


    そして、全て実行してみましょう。
    Generate textの部分が、Geminiに投げるプロンプトの部分です。
    いろんなパターンで試してましょう。




2024年10月24日木曜日

Webex Bot 3:lambdaを定期実行する

 第3回目です。今回はlambdaを定期実行していきます。

定期実行したいlambdaの画面にあるトリガーを追加から、このlambdaのトリガを設定していきます。


トリガとしてはEventBrigdeを選択し、新しいルールを作成します。
ルール名や説明については、内容に合わせて設定してください。
スケジュール式とイベントパターンがありますが、今回は定期的に実行させるため、スケジュール式を選択します。
ここでcron式を記載しますが、一旦仮で入力しておきましょう。


保存してlambdaに戻ってから、設定>トリガから登録したトリガの詳細を見ていきます。

確認すると、日本時間(ローカルタイムゾーン)にすると、異なる日に時なっていますので修正します

編集ボタンから、数値を変更していきながら、自分が実行したいパターンになるように決めてください。

編集したら[次へ]、[ルールを更新]をしてください。
これにて定期的に実行されるようになります。


2024年10月16日水曜日

大学時代に身につけたいこと

 大学生活は4年間で長いようで短くもあります。この4年間は個人個人でまったく違ったものになります。充実した大学時代にしてもらいたいと思います。ここでは、学術的・社会的な面で話をしてみます。


(1) 体系的な学問として学修する

色々な授業を受けていて、それぞれの授業が難しいとそれで精一杯になってしまいます。大学の授業は授業同士が繋がっていて、カリキュラムツリーを形成しています。自分が目指したい分野にどのような学術的な要素があるかを確認して、大きな視野で授業の立ち位置を見ることができると、授業に対しての姿勢も変わってきます。授業がどのような意味を持っているかを考えてみるのも良い機会となります。先生に尋ねてみても、どの先生も学生が授業に関心持つことは嬉しいので、快く教えてくれると思います。


(2) 学問を使えるスキルを身につける

現代はAI・データサイエンスの技術が普及し、社会活動をするときに欠かせないツールとなってきました。授業で得られた知識を、実際に使えるスキルを持っておくと、理解の面でも実用面でも役に立ちます。一番身近なスキルとしては「エクセル」ではないかと思います。エクセルはPCにほとんどインストールされていますし、社会人になっても必須のツールです。このエクセルを使いこなして、データ整理、データ処理・集計、簡単な統計処理などできると、非常に重宝されます。スキルというとプログラミングが重視されますが、エクセルでも十分対応できる面があります。プログラミングが苦手という人は、代わりにExcelを使いこなせるだけで、活躍の場が広がります。

次にオススメのスキルはプログラミングになります。プログラミングはエクセルで可能な処理に加え、機械学習や最適化など、より高度な数学的な処理が可能です。エクセルで開けないような膨大なデータ量を持つファイルも、プログラムならば対応できます。プログラミングの良いところは、自分の考えた処理・システムをプログラミングで実現できるところだと思います。僕はハードウェアは苦手で、もの作りはできませんが、プログラミングでの色々な処理を行うことができ、それが研究に繋がっています。プログラミングは、僕自身の研究の幅を、格段に広げてくれたツールの一つです。


(3) 人間関係とコミュニケーション能力

一般的に就職活動には、コミュニケーション能力が大事と言われます。大学では、出身地、興味、年齢が違うなど様々な学生がいて、社会の一つの縮図のような集団です。この中での人間関係は、人にとっては、一生ものの宝になるかもしれません。このような話をしていても、僕自身は人間関係やコミュニケーションをとることが苦手な人間です。このような人間の場合、ある集団の枠に入り、立ち位置が作れれば、関係を形成しやすいと思います。具体的には、アルバイトで頼られる立場や、サークル活動で、役につくことでしょうか。人は立場ができれば、コミュニケーションをとる機会が自然に多くなり、慣れてきます。周りの人間の役に立つということを、良いバランスで考えることは、利他的な考え方となり、良い影響を与えると思います。


(4) チャレンジできる機会を使う

学生という立場は色々なことにチャレンジできる期間だと思います。学生の社会活動としては、サークル活動、アルバイトなどが代表例かと思いますが、それ以外にも学祭、資格試験、ハッカソンなど色々な活動があります。もちろん金銭的な負担はあるのですが、自身の範囲で、学生時代にしか出来ないことを1つでもチャレンジしてみると良いかと思います。

20代での活動が30代で活きてくるのではないかと思います。今の活動が次の10年に活きてくるのだと、僕自身今になって実感しています。


学生時代は長いようで短いものです。社会人になると自由度が極端に減るので、学生の間にチャレンジしてみるのをおすすめします。