SC-01Cでは2通りの撮影方法があります。
1.SC-01C単体で撮影する方法
2.PCと接続して撮影する方法
SC-01C単体で撮影する方法
「戻る」ボタンを押しながら「電源ボタン」を押すとシャッター音がします。
この方法でスクリーンショットを撮影できます。
撮影したスクリーンショットは本体メモリの「/sdcard/ScreenCapture」にPNG形式で保存されます。
しかし、一度「戻る」ボタンを押してから撮影を行うので、誤って画面が変わってしまう場合もあります。
PCと接続して撮影する方法
この方法は一般的なPCとAndroid端末を接続し、Android SDKに含まれているDDMSを使って撮影するという方法です。
準備
SC-01Cでスクリーンショットを撮影するためには、以下のものをPC側にインストールしておく必要があります。
既にJREとAndroid SDKを導入している場合は、最後の「ADB USBドライバ」から設定を行います。
また既にGalaxy SやSC-02Bで環境を整えている場合には同じ設定で行えます。
・JRE(Javaの実行環境)
・Android SDK
・ADB USBドライバ
JRE
JREはhttp://www.java.com/ja/から入手できます。
Android SDK
Android SDKはhttp://developer.android.com/sdk/index.htmlから
android-sdk_r10-windows.zipをダウンロードし、ZIPファイルを適当な場所に解凍します。
例えば「C:\」Cドライブの直下に解凍します。
これで動くのですが、DDMSを使うためにはC:\android-sdk-windows\toolsにある「ddms.bat」を
実行するため、コマンドプロンプト上でコマンドを叩く場合に備えてPathを切っておいた方が後々楽になります。
そこで、解凍したディレクトリをCドライブ直下にした場合「C:\android-sdk-windows\tools」をPath変数
に追加しておくと良いです。Windows7の場合「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→
「システム」→「システムの詳細設定」→「詳細設定タブ」→「環境変数」の順にクリックし、
"システム環境変数"項目の「Path」をダブルクリックします。
そして"変数値"のところに「C:\android-sdk-windows\tools」を追記します。
コマンドプロンプトを起動し、「ddms」とコマンドを入力すると「Dalvik Debug Monitor」という
ウインドウが表示されればOKです。
ADB USBドライバのインストール
SC-01C用のUSBドライバは「Samsung Kies」というPCとSamsung製品の同期・管理ツールに含まれて居ます。
http://www.samsung.com/uk/support/main/supportMain.doこちらから最新のKiesをインストールすれば自動的にドライバもインストールされます。
以上で準備完了です。
DDMSを使ってスクリーンショットを撮影
SC-01CをPCと接続すると、デフォルトでSamsung Kiesが起動するように本体側で設定されていますので、撮影するためにはUSBデバッグをONにしなければなりません。
SC-01C側で「設定」→「アプリケーション」→「USBデバッグ」にチェックを入れます。
また、SC-01CをPCと接続した際にKiesを起動するようにするには、「設定」→「ワイヤレス設定」→「USB設定」→「Samsung Kies」を選択するか、接続時に問い合わせるかどちらかを選択しておきます。※USBデバッグとKies接続モードは同時に有効化することはできません。どちらか一方だけが有効になります。
そしてコマンドプロンプトを起動、ddmsとコマンドを入力すると「Dalvik Debug Monitor」が起動します。
そこで、左上に表示されている携帯アイコンを選択した状態で、「Device」→「Screen Capture」をクリックすると撮影できます。