2023年11月3日金曜日

EC2でMySQL のインストール

 前回のブログの続きです。

LAMPの環境 (L:Linux, A: Apache, M: MySQLP: PHP)

MySQLは、関係データベース管理システムであり、Webサーバー上にデータベースを構築するために使用されるソフトウェアです。phpMyAdminはそのMySQLの管理用のWebインターフェースであり、MySQLデータベースを動的に管理・操作することができるツールです。MySQLを用いたデータベースを運用するには、phpMyAdminを使用することが必須といえるでしょう。

[注意]

MySQLのインストールでエラーが出る場合、下記のコマンドを実行してください。

sudo rpm --import https://repo.mysql.com/RPM-GPG-KEY-mysql-2023

1.MySQLのリポジトリ設定ファイルをインストール
$ sudo dnf -y localinstall https://dev.mysql.com/get/mysql80-community-release-el9-1.noarch.rpm
 sudo を使用して、管理者権限で dnf コマンドを実行します。
 dnf -y localinstall で、ダウンロードしたRPMファイルをローカルからインストールします。-y オプションは、途中での確認プロンプトをスキップして、すべての質問に「yes」を回答することを意味します。


2. MySQLサーバー、MySQLのクライアントツールをインストール
$ sudo dnf -y install mysql mysql-community-client

3.MySQLのサーバー、開発用ライブラリ、および関連するツールをインストール
sudo yum install mysql mysql-devel mysql-server

4.MySQL の起動と⾃動起動
$ sudo systemctl start mysqld
sudo systemctl enable mysqld

5.MySQLの初期パスワードの確認
sudo cat /var/log/mysqld.log | grep root
上記なような表示がされた場合、初期パスワードはFQjw<6ohnzZAです

6.MySQL のログイン(初期パスワードを使ってログイン)
一回初期パスワードでログインした後に、パスワード変更を行います。
mysql -u root -p
 パスワードは入力しても表示されませんので、注意!

7.パスワード変更
今回、パスワードをLinuxOS99@に変えます。
$ set password for root@localhost = 'LinuxOS99@';

8.MySQL を終了
$ exit
 次回からは、先ほど変更したパスワードでログインできます


ついでに、phpMyAdmin のインストールします

1.ドキュメントルートに移動
$ cd /var/www/html


2.phpMyAdminの最新バージョンを公式サイトからダウンロード
$ sudo wget https://www.phpmyadmin.net/downloads/phpMyAdmin-latest-all-languages.tar.gz

3.解凍し、ディレクトリに配置
sudo mkdir phpMyAdmin && sudo tar -xvzf phpMyAdmin-latest-all-languages.tar.gz -C phpMyAdmin --strip-components 1

4.解凍したもとファイルを削除
sudo rm phpMyAdmin-latest-all-languages.tar.gz


5.phpMyAdminにアクセス
ホスト名/phpMyAdminにアクセスし、rootと先ほど設定したパスワードでログイン



以上




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