Amazon EC2を利用する場合に、「SSHで接続してください。あとはお願いします。」では不満がでると思いGUIでの接続を提供しようと思います。
今回試した環境は以下の点です。
・Basic Fedora Core 8 (AMI Id: ami-5647a33f)
・vnc-server(サーバ)
・realVNC(クライアント)
参考サイト:http://blog.livedoor.jp/dynakou/tag/VNC
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/877fc5devncserver.html
1.vnc-serverのインストールyum install vnc-server
2./etc/sysconfig/vncserversを編集
vi /etc/sysconfig/vncservers
# VNCSERVERS="2:myusername"
↓
VNCSERVERS="1:root" に変更
3.VNCパスワードの設定$ vncpasswd
Password:
Verify:
4.VNCサーバ起動
service vncserver start
chkconfig vncserver on
5.VNC起動ファイルを編集
4で Creating default startup script /root/.vnc/xstartup
がでると思うので、このファイルを編集
vi /root/.vnc/xstartup
twm & 行をコメントアウト
# twm &
ファイル末尾に以下を追記
LANG=ja_JP.utf-8 export LANG export XMODIFIERS="@im=SCIM" export GTK_IM_MODULE=scim export XMODIFIERS GTK_IM_MODULE exec gnome-session &service vncserver restart
6.X Windowをインストール
# X Window Systemグループインストール
yum -y groupinstall "X Window System"
# GNOME グループインストール yum -y groupinstall "GNOME Desktop Environment"service vncserver restart
7.realVNCで接続
realVNCをダウンロードして接続します。
サーバ:Public DNS名:1(Display番号)
runlevelは起動時は4ですが、変更する必要はないようです。
以上でGUIでの操作ができるようになりました。
追記:2011/07/24
VNCで接続した場合文字化けする場合は
# yum install fonts-japanese を実行
追記:2012/12/28
AmazonEC2でVNCを有効にするとカーネルパニックで立ち上がらなくなる現象が多発しました。
VNCのインストール時にSELinuxが有効になってしまっているようです。
#vi /etc/selinux/config
SELINUX=disabled に変更しておきます。
これでインスタンスをstopしても問題無く立ち上がります。
またAMIを作成し、作ったインスタンスも問題無く立ち上がりました。
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