2024年6月8日土曜日

API (Application Programming Interface)の利用:POSTMANの利用

 API (Application Programming Interface)は文字通り、アプリケーションをプログラムで繋ぐインターフェースです。このAPIを利用することで、様々なデータ、システム、アプリケーションを連携させることができます。自分のシステムに、外部のデータや計算結果を連携することができます。今回はPOSTMANを利用して、動作を確認していきます。

(1) POSTMANの準備

POSTMANを利用するためには、アカウント作成(無料)が必要です。https://www.postman.com/ にアクセスし、アカウントを作成してください。サインイン後、WorkSpaceとして、わかりやすいものを作成します(デフォルトのWorkSpaceを利用でも構いません)。

(2) APIの利用

APIがどのように動作するか確認するために、下記のサイトのAPIを利用してみます。

https://dog.ceo/dog-api/

このサイトはランダムに犬の画像を返してくれます。

POSTMANを開き、上記のサイトに掲載されているAPIのURLをPOSTMANに入力します。

これでsendを押すと、messageとstatusが戻ってきます。
ここで出力されたURLにアクセスしてみると、犬の画像が返されています。
このような形で使っていきます。

(3) Pythonプログラムでの利用
POSTMANの画面右上(sendボタンのすぐ右上)にコードに変換するボタンがあります。
このボタンを押して、今回は「Python - Requests」に変換をします。
この変換されたコードを利用して、Pythonが実行できる環境で実行してみます(ここでは Google Colaboratoryでやっています)
実行できたのがわかります。せっかくですので、この犬の画像が表示されるようにしてみます。
import requests
from PIL import Image
from io import BytesIO
import matplotlib.pyplot as plt
url = "https://dog.ceo/api/breeds/image/random"
payload = {}
headers = {}
response = requests.request("GET", url, headers=headers, data=payload)
print(response.text)
response = requests.get(url)
data = response.json()
image_url = data["message"]
# 画像を表示
response = requests.get(image_url)
img = Image.open(BytesIO(response.content))
plt.imshow(img)
plt.axis('off') # 軸を非表示にする
plt.show()
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今回はPOSTMANを使って、APIを実行し、Pythonコードに変換して、画像を表示しました。

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